下巻き。シャンクの中央まで巻いて、半分まで折り返す。使用フックサイズはTMC100#14
ディアヘアの量はこのくらい。
スタッカーで毛先を揃えてシャンクの上にスレッド5回転程度で巻き留め、余分なディアヘアをなるべくシャンクの方向に沿ってカットする。ディアヘアはシャンクの上にしっかり留まっていないとウイングを立てたときに暴れて出来上がりが汚くなります。
カットしたディアヘアの切り口にスレッドを架けてディアヘアをシャンクに強く固定する。(完成したフライのディアヘアウイングが抜け落ちたり、回転したりしないためにここは重要)
ジーロンをウイングに混ぜたインジケータとして取り付け、そのままシャンクに乗せてスレットでボディを作り、シャックを残してカット。(スレッドだけのボディは鱒の歯ですぐに切れて壊れるので、ヘッドセメント等で補強するのが良い)
少量のダビング材でウイング後方のダビングをする。
ウイングの半分を立てて、間にスレッドを1-2回通す。(完成したフライのディアヘアウイングが抜け落ちたり、回転したりしないためにここは重要)
すべてのウイングを立ててスレッドで固定する。
ウイング前方をダビングする。立てたディアヘアが元に戻ろうとして前傾してくるので、ダビングは多めにウイング根元にすると良い。
ウイップフィニッシュしてウイングを成型する。正面から見て160-180度に開いた形で、側面から見て直立させる。
終わり